Dec 7, 2009
ELLE DECO, Dec 2009
家電の特集で一連のテキストを担当。松井龍哉さん、深澤直人さん、グエナエル・ニコラさんはじめいろいろなデザイナーに取材した。ニコラさんの話に、オフィスのコピー機のように、家電がメーカーからのリースで使えるようになるといいというアイデアがあった。高機能の最新モデルが安く安心して使えて、期間が過ぎたらメーカーが引き取って効率的にリサイクルするというシステム、実現しないだろうか。
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Dec 1, 2009
デザインの現場 Dec 2009
そのほかに2本の記事を書いている。9月に大阪で開催されたDESIGNEAST00と、nendoがかかわったエステーの消臭芳香器について。DESIGNEASTは3日間、ほとんどのプログラムを観たのだけれど、大きな意義のあるイベントだった。デザインにかかわる人が早い時期に感性や価値観を共有できる環境にいられることは、出発点としてとても重要だと思うので。nendoの取材では、プロダクトに“キャラクター”を与える意図についての話が興味深い。
写真は大阪で泊まったホテルの窓から。
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Nov 10, 2009
AXIS, Dec 2009
この年の9月に来日したアントニオ・チッテリオに取材した時の記事が掲載されている。真っ当な考え方に基づいて、真っ当なプロセスをふまえ、クライアントが求めるもの(かつ世の中に必要とされるべきもの)を真っ当なレベルで実現する人だという印象。建築家として成功する秘訣は「いいクライアントだけと仕事することだ」。
特集はアドバンスト・デザインリサーチ。RCAデザイン・インタラクション学科の記事では、チッテリオとは対照的な問題提起型のデザイン手法が解説されている。「デザイン・インタラクション学科におけるデザイン用語」という対照表がおもしろい。またIDEOのヒューマン・センタード・デザイン・ツールキットについて、以前取材したこともあるIDEOデザイナーの鈴木元さんが述べている。
写真は心斎橋に建設中だったチッテリオ設計のビル。
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Nov 7, 2009
pen, Nov 15, 2009
特集は「世界デザイン遺産」。20世紀から現在までの世界中の建築、プロダクツ、グラフィックなどの中から50の傑作を選んで紹介する企画。一部アイテムの選定にかかわり、椅子5点、照明器具5点、テーブルウェア諸々と、エットレ・ソットサスのカールトンやアルヴァ・アールトのサヴォイベースについて原稿を書いている。写真は本編で選んだジャスパー・モリソンのknife fork spoon。
定例ページでは、大西麻貴+百田有希の「夢の中の洞窟」を紹介。この展示は東京都現代美術館で2010年1月17日まで行われた。
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Oct 1, 2009
デザインの現場 Oct 2009
定例のページ「Products」で、そのアクシスギャラリーでのエキシビションをふまえ、柴田文江さんがデザインした「9h」を取り上げた。世の中の隠れた問題点を探り当て、リーズナブルな解決策となるかたちを与えた、ある意味でカスティリオーニ的なアプローチによるグッドデザイン。空間としての見た目のよさはソリューションの一環であって、決して起点ではなかった。
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pen, Oct 01, 2009
デザイナーのスズキユウリさんに取材した記事が掲載されている。スズキさんはRCAで学び、その後はロンドンを拠点に活動中。この年のミラノサローネではdesign miami × fendiの展示にも新鋭デザイナーの1人として参加した。取材時はアムステルダムのplatform21での個展を準備中だった。
この号では、他に腕時計の特集でもテキストを担当。佐野研二郎さんらに愛用の時計について取材した。
この号では、他に腕時計の特集でもテキストを担当。佐野研二郎さんらに愛用の時計について取材した。
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pen, Oct 15, 2009
特集は「美の都、ウィーンへ」。ハプスブルク家、ウィーン分離派、ウィーン工房、トーネット、そして建築家オットー・ワーグナーのページでテキストを担当した。第二次大戦以降のデザインに比べて、それより前の時代のデザインは何かと書きにくい。背景となる社会構造や精神性が現代と違いすぎるためか。その点で、この年の4月に寄ったワーグナー設計のオーストリア郵便貯金局のガラスの天井のインパクトが、何かと原稿のインスピレーションになったところはあった。
この号は、在日ヨーロッパ観光委員会が選ぶ2010年度メディア優秀作品賞雑誌部門でグランプリを受賞している。
定例「デザインは楽しい。」では長坂常さんのフラットテーブルを紹介。「たとえ矛盾をはらんでいても、スピート感があって潔いもののほうがかっこいい」という言葉に納得。Martino Gamperに通じるものを感じた。
この号は、在日ヨーロッパ観光委員会が選ぶ2010年度メディア優秀作品賞雑誌部門でグランプリを受賞している。
定例「デザインは楽しい。」では長坂常さんのフラットテーブルを紹介。「たとえ矛盾をはらんでいても、スピート感があって潔いもののほうがかっこいい」という言葉に納得。Martino Gamperに通じるものを感じた。
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Sep 7, 2009
ELLE DECO, Oct 2009
北欧デザイン特集でハンス・J・ウェグナーについてのテキストを書いた。意外にヴェルナー・パントンと仲が良かった話など、現地取材の情報をもとに彼の意外な一面にも触れている。また別冊付録の北欧デンマークデザイン図鑑では、デザイナーや家具ブランドなどについて18ページ分のテキストを担当。
日本のクラフトについての小特集では、山田佳一朗さんへの取材をまとめている。
写真は2006年、デンマークの田舎にて。
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Sep 2, 2009
pen, Sep 2009
連載で藤城成貴さんのモビールframesを紹介。素材のヒノキ材の棒や透明の糸は、最低限まで細くしてある。つまり各要素がミニマルなところでバランスを取って、モービルの構造を形作っている。そんな純粋な構造体が宙に浮かんぶ様子は、とても新しいけれど、いろいろな空間にスッとなじむ。なので当初は「純粋な構造体でできたモビールは/大人のインテリアに似合う。」というタイトルを提案。ただし採用されず。
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Sep 1, 2009
GQ JAPAN, Sep 2009
6月に開催されたdesign miami/ baselについて、4組のデザイナーズ・オブ・ザ・フューチャーを中心にしたコラムを書いた。受賞者はNacho Carbonell, Peter Marigold, Tomáš Gabzdil Libertiny, Raw Edges(Yael Mer & Shay Alkalay)。2009年のdesign miami/ baselは会場がアートバーゼル本会場に近くなり、来場者数は増えたが、コンテンポラリーなデザイナーのリミテッドエディションが減って新鮮さが薄れはじめていた。その中で4組の若手の存在感は大きかった。以降の彼らの活躍ぶりを見ると、デザインマイアミの眼力が窺える。
写真は2007年のデザインマイアミのプレスカード。デザインはイギリスのmade thought。
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Aug 29, 2009
装苑, Oct 2009
「ウィーン・デザインの現在」というページで、この年の100%design tokyoで来日する5組のデザイナーについてと、ウィーン市内のアート施設MQについて書いた。
来日5組の中のMischer'Traxlerのthe idea of a treeは、ミラノサローネやベルリンのDMYで見てかなり惹かれていたもの。太陽エネルギーでベンチやランプシェードを作るプロセスそのものが作品になっている。
MQは、4月にミラノサローネへ行く前に、アルベルティーナ美術館のリヒター展目当てでウィーンに寄ったのが役立った。写真は市内にあるアドルフ・ロース設計のロースハウス。
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Aug 1, 2009
Casa BRUTUS, Aug 2009
エリック・グンナー・アスプルンドの「森の墓地」が表紙になった世界遺産の特集号。後半の「今、北欧デザインから学ぶこと。」で一部原稿を担当。ジャスパー・モリソンの椅子と北欧の名作椅子の繋がりなどについて書いた。
ジャスパー・モリソンのもの作りは、デザインシーンへのメッセージという側面を持っていて、ジャーナリズムに近いと感じることがある。Office for Designという彼のオフィスの名前にもそんな気持ちが含まれているような。
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ELLE DECO, Aug 2009
ミラノサローネのページで、この年の印象深かったアイテムやデザイナーについてコメントしている。nendoのblown-fabric、シュテファン・ディーツの椅子houdini(右)、マーティン・バースのreal time、ユルゲン・ベイのかかわったオフィス家具ブランドprooffについて。他に注目作として挙げたガエターノ・ペッシェのgli amiciやロナン&エルワン・ブルレックのvegetalも掲載されていた。
この年、サローネについてはartscapeにも寄稿している。
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デザインの現場, Aug 2009
特集「東京デザインガイド」で、目黒エリアの近年のインテリアショップ事情と、デザインタイドのこれまでについて書いている。東京でのデザインシーンの広がりと質の変化について、発展途上だからこそのおもしろさが薄れた現在、送り手の意識がどこに向かっているかを考えた。
定例の「Products」で取り上げたのは、北海道東川町で新生児全員に贈られるという「君の椅子」。デザインにかかわった小泉誠さんに取材した。
定例の「Products」で取り上げたのは、北海道東川町で新生児全員に贈られるという「君の椅子」。デザインにかかわった小泉誠さんに取材した。
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AXIS, Aug 2009
特集「プロジェクトレポート」で、nendo、宮本佳明さん、西沢立衛さんの取材記事を担当。もの作りの課題を持ち前の“ゆるさ”で解くnendo、土木にまつわる技術を先鋭的に活用する宮本さん、建築を超えることにより真の建築に向かおうとする西沢さん。ほかにも特集全体、読み応えがある。表紙インタビューの中村勇吾さんの話もおもしろい。
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Jul 1, 2009
暮しの手帖 Summer 2009
「津上みゆきの風景画」の文章を担当した。さまざまな色で鮮やかな風景を描く津上さんの作風と、今に至る道のりや創作のスタンスについて、アトリエでの取材を通して書いている。
これは珍しく自分から編集部に企画を持ち込んで実現した記事。以前に国立新美術館のARTIST FILEで見た津上さんの作品があまりに鮮烈だったため。後日、丁寧な手描きのお葉書をいただいて恐縮する。写真は津上さんのアトリエの床。
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商店建築 Jul 2009
この年のミラノサローネで最も惹かれた作品の1つ、Maarten Baasのreal timeを導入として、現代のオランダのデザインがなぜインターナショナルなデザインシーンで受けているかを巻頭のコラムで取り上げた。タイトルは「ダッチデザインをつくる教育」。バースなど多くの人気デザイナーを輩出しているデザインアカデミー・アイントホーフェンの教育法と、その学長だったリー・エデルコートの考え方を紹介している。
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Jun 1, 2009
pen, Jun 2009
連載で取り上げたのは、寄藤文平さんがデザインする東京メトロのマナーポスター「家でやろう。」のシリーズ。ルールは規則でも、マナーは気遣い。メッセージが強く伝わりすぎないように、それでいてきちんと利用者の意識に作用するように、きめ細かい工夫が凝らされている。下記のように、海外のメディアにも数多く取り上げられているという。
http://bbcicecream.com/blog/2008/08/14/its-hot-in-tokyo/
http://bbcicecream.com/blog/2008/08/14/its-hot-in-tokyo/
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暮しの手帖 初夏 2009
「活版印刷よ、ふたたび」の文章を担当。本来の活版印刷の手法を忠実に守る内外文字印刷への取材をベースに、活版印刷が存在する意義を考えた。手作業で活字を作り、小さな工房で印刷して、1部ずつ製本することでようやく完成する本は、現代の産業の中ではプロダクトよりも工芸品に近い。印刷にかかわる人々と、日々の仕事との距離感も、ものづくりの原初の姿を思わせるところがある。
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May 15, 2009
pen, May 15, 2009
1冊まるごと吉岡徳仁さんについての特集。彼の現在までの経緯を探るページ、作品を読み解くキーワードのページの一部、最新プロジェクトのページを担当した。吉岡さんにはいろいろなアイテムやテーマについて取材してきたけれど、この号は切り口が独特で、それまでにない話を聞くことができた。
写真は2007年12月のdesign miamiでのインスタレーションの模様。このインスタレーションや2006年のミラノサローネでのレクサスの展示を現地で体験できたことは、吉岡さんの意識を実感する上で役立っているとあらためて感じた。
写真は2007年12月のdesign miamiでのインスタレーションの模様。このインスタレーションや2006年のミラノサローネでのレクサスの展示を現地で体験できたことは、吉岡さんの意識を実感する上で役立っているとあらためて感じた。
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May 10, 2009
Casa BRUTUS, May 2009
「村上隆、デザイナー宣言!?」という特集で、デザインに接近している村上隆さんの取材記事を書いた。村上さんに取材したのは初めて。平和すぎる世の中に培われた日本人独自の価値観を前向きに受け入れ、十分なインパクトを持たせることで世界にプレゼンテーションし、ビジネスに結びつけていくにはどんなやり方や考え方が有効か。密度の濃い、ためになる取材だった。前後のページでは、デザインマイアミへの出展のリポートや、ビルバオのグッゲンハイム美術館での回顧展の様子なども掲載している。
また同じ号の東京特集では、オープンしたてのtokyo's tokyoやjardins des fleursなどの新しいスポットについて、また1975年以降生まれのプロダクトデザイナーについて書いた。建築家の荒木信雄さんにも取材している。
また同じ号の東京特集では、オープンしたてのtokyo's tokyoやjardins des fleursなどの新しいスポットについて、また1975年以降生まれのプロダクトデザイナーについて書いた。建築家の荒木信雄さんにも取材している。
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May 1, 2009
Casa BRUTUS特別編集 椅子大全 May 2009
カーサブルータスのこれまでの記事から、椅子に関するものをピックアップして再編集したムック。ただし新規ページも少なくない。
たとえば超・名作椅子150という25ページにわたる企画は、以前の号の内容を下敷きにしながらテキストはすべて新しくなっている。その原稿と一部アイテムの選定を担当した。
ほかにミース・ファン・デル・ローエのバルセロナチェア(とそれにまつわる鼎談)、ドナルド・ジャッドの家具、倉俣史朗などについて書いている。ただし倉俣史朗のテキスト以外は、今までにカーサで書いたものの再録。
自分がかかわっていないページでは、エットレ・ソットサスの写真と言葉がすばらしくよくて、忘れられない。
写真は150脚にも選ばれたエンツォ・マーリのbox chair。2006年にヴェネツィアで見かけたもの。
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Apr 1, 2009
pen, 1 Apr 2009
特集はアールヌーヴォー建築。冒頭の「アールヌーヴォー建築とは何か」というテキストと、その原点となったベルギーの建築家、ヴィクトール・オルタやポール・アンカールについて書いた。ただし特集監修者の橋本文隆さんにも細かく手を入れてもらっている。
アールヌーヴォーは19世紀末の前衛であって、このムーブメントをきっかけに建築は古典主義と決別し、20世紀モダニズムが生まれたとという見方がある。装飾に動植物の美を引用したことがダーウィンの進化論を結びついていたり、複雑な装飾は鉄とガラスを扱う技術革新の賜物だったりする。一方、有機的な曲線を積極的に取り入れる現在の建築のトレンドに、アールヌーヴォーとの共通性を見て取ることもできる。
写真はオットー・ワーグナーのマジョリカハウス。ある年に寄ったウィーンで、時間を持て余して観に行った。
アールヌーヴォーは19世紀末の前衛であって、このムーブメントをきっかけに建築は古典主義と決別し、20世紀モダニズムが生まれたとという見方がある。装飾に動植物の美を引用したことがダーウィンの進化論を結びついていたり、複雑な装飾は鉄とガラスを扱う技術革新の賜物だったりする。一方、有機的な曲線を積極的に取り入れる現在の建築のトレンドに、アールヌーヴォーとの共通性を見て取ることもできる。
写真はオットー・ワーグナーのマジョリカハウス。ある年に寄ったウィーンで、時間を持て余して観に行った。
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AXIS, Apr 2009
特集は「触覚、聴覚、嗅覚、味覚のデザイン最前線」。触覚の研究者の佐野明人さんやテクタイル展の主宰者のひとりでもある筧康明さんらに取材したページと、デジタル一眼カメラのシャッター音などを追求するソニーのモノ造り本部技術開発室に取材するページで、テキストを担当した。
人間は触覚についてとても敏感だが、普段はあまり意識することがない。数値化も視覚化も難しい。感覚の研究者にとっても未知の領域が大きいらしい。
デジタル一眼カメラは、シャッター音を工夫して付加価値を高めるというよりも、カメラの機能を無駄なく高めることで必然的にシャッター音をよくしようという姿勢が印象的だった。つまりは音の機能美ということになる。
表紙インタビューはtakramの田川欣哉さん。彼らがかかわった2009年ミラノサローネの東芝の展示も、触覚をデザインに取り入れた展示ゆえに印象に残った。水を満たした電球型のLED照明が、表面に触れると心臓のように鼓動を始める。写真はその時のもの。
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Mar 15, 2009
pen, 15 Mar 2009
連載「デザインは楽しい。」で、木村裕治さんがアートディレクターを務める朝日新聞GLOBEを取り上げることができた。GLOBEは全国で配られるものながら、これまでの全国紙の新聞のデザインとは体裁が大きく異なる。木村さんへの取材を通して、そのコンセプトやデザインのプロセスを聞いた。どんな新聞のデザインが理想なのかという質問への答えと理由がよかった。号外が好き、とのこと。
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Feb 1, 2009
デザインの現場 Feb 2009
「新鋭デザイナー50人」という特集でWOWの取材記事を書いた。彼らの作品は映像やメディアアートなので、それを紙媒体がわかりやすく伝えるのは難しいけれど、この特集がWOWとtakram(やはり動きを伴ったインタラクティブなデザインが多い)を大きく取り上げたことは、そんなテーマへの編集側からのチャレンジだったと思う。
同特集のプロダクト編では、3人のメンバーのあり方が独特な参/MILEと、MUJI AWARDで金賞を受けているNIIMIさんに取材。
定例のページProductで取り上げたのは、2008年秋のデザインイベントで話題になった清水久和/DEROLL Commissions Series 2 : 日本史の髷貯金箱と井伊直弼(大)。清水さんとプロデューサーの岡田栄造さんに取材して、ほぼそのコメントと事実関係で記事を構成した。
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