Apr 1, 2007

ELLE DECO, Apr 2007


「やっぱり好きな、北欧のスタイル」という特集で、アルヴァ・アールトのフラワーベース、ティモ・サルパネヴァ/タピオ・ヴィルカラ/カイ・フランクのイッタラのガラス作品、マリメッコの新旧テキスタイル、トム・ディクソンのディレクションするアルテック、ハッリ・コスキネンのクリエイション、坂茂から見たアルヴァ・アアルト、ユーロ・クッカプロの全体像、コペンハーゲンにあるアンティークショップdansk mobelkunstのセレクションなどのページのテキストを担当。

それにしても、アアルトのイッタラのフラワーベースが何の形をモチーフにしているのかははっきりわからない。アアルト自身は言及していない模様。湖とも切り株ともいわれるし、当初のドローイングには「エスキモー女性の革ズボン」と書かれている。ミース・ファン・デル・ローエの1922年のガラスのスカイスクレーパー案にも少し似ている。

この特集の後、写真のグロッシーブラックのスツール60を入手した。

デザインの現場 Apr 2007

特集は「素材と加工」。当時発表された、新しい質感を備えた携帯電話MEDIA SKINについて吉岡徳仁さんに取材した。素材や加工をテーマに人の心を動かすものを創造する手法を語ってもらい、既存のデザインの境界を超えたもの作りのありかたを紹介している。