Dec 1, 2002

Esquire, Dec 2002

「スイートホームの理想型」という特集で、それに関連して建築家がデザインした家具やプロダクトについてのテキストを書く。ジャン・ヌーヴェルのテーブルlessのように有名なものから、初めて見るようなものまで、約100点のアイテムについてのキャプションなど。あとはヴァイセンホーフ・ジードルンクと家具の関係についてなどのコラムを担当した。

Aug 10, 2002

Casa BRUTUS, Aug 2002

特集は「北欧最終案内」。スウェーデンとデンマークでの現地取材を通して、スウェーデンのヘルシンボリで1955年に開催されたデザイン博H55についてと、ストックホルムデザインラボやclaesson koivisto runeらのインタビュー記事、ストックホルムとコペンハーゲンのトラベルガイドのページなどを書いた。H55はスティグ・リンドベリやアルネ・ヤコブセンらが新作を発表した重要な博覧会だったが、この頃はまだほとんど媒体に取り上げられたことがなかった。

Aug 1, 2002

MR High Fashion, Aug 2002

この年の2月に取材に行ったストックホルム家具フェアのリポートを掲載。写真も編集部からカメラを借りて自分で撮影。この年はclaesson koivisto runeの活躍が目覚ましかった。誌面には載せられなかったが、ストックホルムデザインラボやアンティークショップmodernityで詳しく話を聞いたりもした。ストックホルム家具フェアは2003年、2004年も見に行っていて、やはりMRなどでリポート記事を制作。やがて国際的に活躍することになるfrontがデビューしたのもこの頃だった。

May 10, 2002

Casa BRUTUS, May 2002

ラッセル・ライト特集のテキストを書いた。もともと好きなデザイナーのひとりだったが、あらためて調べてみると、当時のアメリカでの新しいライフスタイルのリーダーとしての彼の存在が浮かび上がってきた。

ラッセル・ライトに興味を持ったのは、エル・デコ(1996年2月号)に載っていたマッツ・グスタフソンの部屋でマスタード色のアメリカン・モダンのカップ&ソーサーが使われているのを見たのがきっかけ。目黒通りのアンティーク店、アールデコ・モダンで、アメリカン・モダンを毎月1万円分ずつ買っていたこともあった。

Apr 10, 2002

Casa BRUTUS, Apr 2002

ポール・ランドの特集でテキストの大半を担当。その生涯を振り返り、代表作を紹介している。葛西薫さんやダグラス・ロイドなど、国内外のグラフィック界のキーパーソンにランドについてコメントをもらったページもある。この記事のために田中一光さんにも依頼をしたが、ちょうどその返信を待っていた時期にお亡くなりになってしまった。

後半のコラムのページでは、1950年代頃のスウェーデンの雑誌formについてミナ・ペルホネンの皆川明さんに語ってもらった。自分はかかわっていないが、この号では他にNYの家具ディーラー、マーク・マクドナルドの小特集があったり、ルーシー・リーやバーント・フリーベリなどを紹介したページもある。

Jan 10, 2002

Casa BRUTUS, Jan 2002

特集は「世界のデザイナー&建築家と考えたインテリア最新スタイル」。mina perhonenの皆川明さんにオリジナルテキスタイルでインテリアを彩ってもらうというページでテキストを担当した。当時からインテリアへの関心が高かった皆川さんは、やがて家具のデザインを手がけ、kvadratのテキスタイルのデザインなどもしている。

コラムのa wall newspaperでは、池尻大橋にあったpush me pull youを取り上げた。後の早稲田のpetit culの前身ともいえる独特のショップで、当時、頻繁に行っていた。