Jun 15, 2011

pen, Jun 15, 2011

特集は「未来へつなぐ、デザイン」。デザイナーなどへの取材を通して、イギリスでデザイン・オブ・ザ・イヤーに選ばれたプルーメン、イソップのインテリアデザイン、マジスやエスタブリッシュト&サンズからプロダクトを発表したMartino Gamper、ヨーロッパでも知名度を増してきた長坂常さんの記事を担当。サローネの速報記事ではBenjamin Hubertについて軽く書いている。

巻頭の定例コラムDESIGN LOGでは、直前のサローネのサテリテで見て気に入ったシンガポールのSTUDIO JUJUを紹介。会場で日本のデザインについて尋ねると「深澤直人は神様のような存在」と話していた。

写真は自宅で使用中のマルティノ・ガンパーのアーノルドスツール。

Jun 10, 2011

Casa BRUTUS, Jun 2011

「美しい収納術」という特集で、箱をテーマにしたページのうち、raregemの西條賢さん、tamiserの吉田昌太郎さん、Roundaboutの小林和人さんを取材。紹介されている箱のほとんどは、紙や木でできた質素な、または使い古された箱で、普通に見ると高い価値を持つものではないけれど、それぞれの理由で他に代えがたいものになっている。他には八木保さんやフランク・リーダーも取り上げられている。

Jun 1, 2011

商店建築 Jun 2011

ミラノサローネ〜ミラノデザインウィークのリポート記事で、キャプションの一部と総論的なテキストを担当。東北の震災の直後であり、年初から中東で反体制運動が盛んになっていたりと、数年来の経済不安は別にしても社会的意識が高まらざるをえない中でのサローネだった気がする。

ベイルートのCarwan gallery、ドイツのkkaarrlls、シュテファン・ディーツのChassisのインスタレーション、オランダのDesign Academy Eindhovenなど忘れらないエキシビションは多かった。写真はCarwan galleryで展示されていたLindsey Adelman。

AXIS, Jun 2011

特集は「デザインのブレイクスルー」。ヴェネツィア・ビエンナーレ建築展で金獅子賞を受けた石上純也さんにインタビューして、その創作のテーマとなる自然との関係性やスケール、建築という領域を超えることなどについて聞いた。

また同特集で、京都造形芸術大学の「美術館大学構想」について、大学院長の浅田彰さんやキュレーターの長谷川祐子さんらの参加したトークセッションなどをもとにプロジェクトの概要を紹介。取材時に開催していた卒業制作展の様子も掲載した。写真はその卒展で印象的だった細川華子さんの作品。