Apr 20, 2012

Casa BRUTUS特別編集 カリフォルニアらしさの最新。

ラリー・シェーファー(OK)、ヒースセラミックス、dosa、Commune、シェ・パニースなど、今のカリフォルニアの空気を作っている人やブランドにフォーカスした1冊。

自分が担当したのはカリフォルニアデザイン100というカタログ的なページのテキスト。デザインといってもクラフト、建築、フードなどいろいろと幅広いセレクトは中原慎一郎さんによるもので、ところどころに彼のコメントを織り込んでいる。

今らしいカリフォルニアデザインで、普段から使っているのはコミューンのリネンのキッチンクロス。

Apr 17, 2012

JAPAN CREATIVE

2012年4月にミラノで初めてのエキシビションを開催したジャパンクリエイティブ。このプロジェクトの背景であり原点ともいえる日本のものづくりの精神や価値観と、プロジェクトに参加したマニュファクチャーやデザイナーについてまとめた書籍で、編集と一部執筆を担当した。

ジャパンクリエイティブでは、ピーター・マリゴールド、ナチョ・カーボネル、ジャスパー・モリソンなど6人のデザイナーが、 それぞれ日本のマニュファクチャーと組んで製品開発に取り組んだ。自分はプロジェクトそのものに携わったわけではないけれど、その開発プロセスの起点に近いところから物事の進行を(取材を通して時には間近で)見ることができた。

写真は、ミラノで展示されたインガ・センペの器。色彩は織部焼をモチーフにしている。



Apr 7, 2012

ELLE DOCOR, April 2012

「海外から見た日本のデザイン」という特集の中で、丸若屋の丸若裕俊さんとデザイナーの柳原照弘さんの対談をまとめた。ともに1970年代後半生まれ。対談中は、彼らよりも上の世代に対してなかなか大胆な発言もあった。

またエル・デコがメディアパートナーになっているJAPAN CREATIVEのページで一連のテキストを担当。ピーター・マリゴールドやナチョ・カーボネルなど、興味を持ってきたデザイナーの開発の現場に同行しながらインタビューできたのは大きかった。

写真は柳原さんがかかわった2012年のミラノ、KARIMOKU NEW STANDARDの展示から。ショルテン&バーイングスによる、さりげないドット柄のテーブル。フードを担当したのはアラベスキ・ディ・ラテ

Apr 1, 2012

pen, April 01, 2012

恒例の住宅特集で、パピエラボの江藤さんの部屋などの数本の取材記事や、建築家の谷尻誠さんと施主の対談を担当。全体の方向としては、空間そのもののデザインやコーディネートよりも、どう生活するか、どう生きたいかというところに軸を置いている。「以前は素敵な暮らしを目指していたけれど今は楽しい暮らしがしたい」という知り合いの言葉をよく思い出したりもした。

AXIS, April 2012

2011年12月にアクシスギャラリーで個展を開催したnendoのインタビュー記事を書いた。2000年代以降、「デザインに正解がない時代」においてデザイナーが持つ可能性やデザイナーに求められることが、nendoの佐藤さんの言葉に表れている。

また、この号からinspirationという連載ページでインテリアのコーナーを担当することになった。第1回目で取り上げたのはケルンimmでギリシャの家具メーカーが共同出展した「furniture from Greece」。経済危機に直面しならがも、Yatzerをメディアパートナーとして国際的な発信を試みたもの。

写真はnendoによるbrace、2012年4月にシンガポールのK%から発表されたミニマムな新作。