Feb 20, 2007

デザインの現場 Feb 2007

特集は「注目の若手30人」。グラフィック、エディトリアル、映像、ウェブ、プロダクト、空間などにかかわる40歳以下の新進デザイナーを紹介する企画。その番外編的な「100%Design Tokyo & Designtideでみつけた気になるこの3人」というページで、柳原照弘さん、鈴木元さん、安藤健浩さんに取材した。柳原さんとは初対面だったが、その後の活躍は説明不要。鈴木さんは、以降の彼のデザインの方向性を決めたバックパッカー体験などについて語っている。

Feb 1, 2007

pen, Feb 1, 2007

特集は「東欧のグラフィック」。ヘンリク・トマシェフスキ、オロス・イシュトヴァーン、ヤン・ライリッヒ、カレル・タイゲ、ヤン・レニツァ、ラディスラフ・ストゥナール、カッシャーク・ラヨシュ、ドゥシャン・ユネクといった東欧の代表的なポスター作家やグラフィックデザイナーについて22ページの原稿を担当。現地取材の情報を参考にしつつも、作品とわずかな文字情報から背景や個性を読み解いていった。

共産圏時代は厳しい規制に反抗し、一見健全なグラフィックの中に“裏の意味”を潜ませたイシュトヴァーンの話は興味深い。国が資本主義になると、そんな規制がなくなった代わりに、利益を追求する企業の思惑が制約になった。彼はその制約に対しても、同じ手法で自分の表現を貫いているという。

デザインの現場 Feb 2007

特集は「注目の若手30人」。後に同誌に連載コラムを持った鈴木元さん、大阪を拠点にする柳原照弘さん、サローネの出展も注目された安藤健浩さんに取材。RCAで学んだ鈴木さんは、チベットを旅行した直後にロンドンのデザインフェアを見て、自分の進みたい方向が自ずと決まったという。その後の柳原さんの世界的な活躍も見事。いずれも触発される取材だった。