Feb 25, 2014

Pen Mar 1, 2014

東京を特集した号で、スタイリストの川合将人さんがナビゲートするインテリア&デザイン系のショップの紹介記事を担当。渋谷のArchivando、表参道のElephant、虎ノ門のCurator's Cubeなどを取り上げている。

家具や日用品だけでなく、アパレル、食材、アンティークのオブジェなどに領域を広げて、編集力を活かした品揃えをするショップが増えたのがここしばらくの傾向。一方、海外で注目されているデザインをそのまま日本に紹介するショップは存在感が小さくなっている。たとえば興味深かったのはSwimsuit departmentのアポイント制ショップ、Bathhouse。すみずみまで妥協なく選んだものを扱うセレクト系ショップと違い、色や発想などどこかが引っかかれば買い付けるスタンスが広く共感を得ている。またすでに相場が決まっているデザイナーものではなく、海外のマーケットなどで見て気になったものを買い、自分の価値観で値段をつけて売るという、昔ながらの商売の仕方も気持ちがいい。

写真はCurator's Cubeの「Form Feels Function #01」展から、Carl Auböckのキャンドルホルダー。

Feb 10, 2014

Casa BRUTUS Mar 2014

「巨匠ジオ・ポンティに学ぶタイルのあるライフスタイル」という記事で、2014年3月18日までINAXライブミュージアムで開催の「建築の皮膚と体温 イタリアンモダンデザインの父、ジオ・ポンティの世界」展を紹介。トラフ建築設計事務所が手がけた展示の様子や、ジオ・ポンティによるタイルのデザインの意義などについて書いた。彼が手がけたソレントのホテル・パルコ・デイ・プリンチピのタイルが日本のメーカーから復刻されている。

写真はトラフ建築設計事務所のエキシビション「ここをホッチキスでとめてください」から。事務所にあるというさまざまな素材の中に、ジオ・ポンティのタイルも含まれていた。