DECOR TRAVELというくくりで、8月の現地取材をもとに「成熟を超えてさらに進化し続けるスイスのデザイン」というタイトルの3ページの記事を制作。紹介したのはローザンヌのMUDACとオリンピックミュージアム、ジュネーブの現代アートセンター、チューリヒの近代美術館やアートコンプレックスLOWENBRAUKUNSTなど。誌面の写真は同行したNacasa & Partnersの大谷宗平さん。
なお誌面に少しだけ登場するインターラーケンでは、ブリエンツ湖とトゥーン湖という2つの美しい湖を見下ろす展望デッキがある。その写真を誌面で大きく使いたいと思っていたが、到着すると花柄の牛のオブジェが設置されていた。この風景の中で、あまりにもったいない。
Dec 1, 2014
Casa BRUTUS Dec 2014
取材時はちょうど香港の中心部で民主的な選挙を求めるデモが盛んだった時期。現場の壁にはメッセージを書いたポストイットが無数に貼られていた。
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Nov 25, 2014
Pen online スイスのリポート
この年の8月後半にメディアツアーで訪れたスイスのジュネーブ、ローザンヌ、チューリヒについて、前後編に分けてペンオンラインに書いた。ドイツ語圏のチューリヒやバーゼルは何度か行ったことがあったけれど、フランス語圏の都市は初めて。特に印象的だったのはローザンヌにあるSANAA設計のロレックス・ラーニングセンターで、これはツアーのコースには入っていなかったけれど、ちょっと無理して行ってよかった。
このリポートでは写真も自分で撮っている。そのクオリティはともかく、撮りたいと思った瞬間が撮れるというのが新鮮ではあった。
右の写真は帰途の飛行機から。きれいに月が見えた。
http://www.pen-online.jp/feature/report/swiss_design_01/1/
http://www.pen-online.jp/feature/report/swiss_design_02/1/
このリポートでは写真も自分で撮っている。そのクオリティはともかく、撮りたいと思った瞬間が撮れるというのが新鮮ではあった。
右の写真は帰途の飛行機から。きれいに月が見えた。
http://www.pen-online.jp/feature/report/swiss_design_01/1/
http://www.pen-online.jp/feature/report/swiss_design_02/1/
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Oct 25, 2014
SWISS DESIGN MAP TOKYO
東京都内で誰もが足を運べるスイスデザインゆかりのスポットを紹介するマップで、キュレーション/編集/ライティングを担当。掲載するショップ、ショールーム、建築、ブランドやデザイナーなどの選定からかかわった。アートディレクションはトラフ建築設計事務所、グラフィックデザインは高い山。マップは掲載店ほか都内インテリアショップなどで配布された。サイドイベントでトラフの鈴野さんや建築家の菊地宏さんとトークをしたり、関連イベントのスイスデザイン展(東京オペラシティアートギャラリー)でギャラリートークをしたことも。
この都市の8月はジュネーヴ、ローザンヌ、チューリヒを巡るプレスツアーに参加したこともあり、何かとスイスのデザインにかかわることが増えた。
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Oct 5, 2014
Casa BRUTUS Oct 2014
ヴィンテージの家具やインテリアを特集した号で、minä perhonen の保養所について皆川明さんに取材。北欧などのヴィンテージデザインについての好みと、仕事のスタンスの関連などについて聞いた。この保養所は吉村順三設計の別荘を中村好文がリノベーションしたもの。
またYAECA HOME STORE が扱うフランスのヴィンテージ家具の記事も担当。この店の家具の仕入れをしている林さんが以前、開いていたクリエイトテイストは、オープン当時にカーサで紹介した気がする。
コラムページの a wall newspaper では小説家の松家仁之さんに取材。カーサに連載していた小説「優雅なのかどうか、わからない」の単行本化について。『新潮』で「火山のふもとで」を読んで以来のファンだったので、うれしい。
またYAECA HOME STORE が扱うフランスのヴィンテージ家具の記事も担当。この店の家具の仕入れをしている林さんが以前、開いていたクリエイトテイストは、オープン当時にカーサで紹介した気がする。
コラムページの a wall newspaper では小説家の松家仁之さんに取材。カーサに連載していた小説「優雅なのかどうか、わからない」の単行本化について。『新潮』で「火山のふもとで」を読んで以来のファンだったので、うれしい。
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Mar 1, 2014
VALUES Spring 2014
ダイナースクラブの会員誌、VALUESで「主張する色彩」という記事を構成・執筆。ヘラ・ヨンゲリウス、ショルテン&バーイングス、TAF、セバスチャン・ヘルクナーなどのプロダクトを選んで紹介しつつ、インテリアシーンでのデザインと色という要素の結びつきについて書いた。最近は機能やフォルムと同じように、色を基点に発想されたデザインが新しい流れをつくりつつある。
またエルメスのメゾン部門のジェネラルマネージャー、エレーヌ・デュブリュールに取材したページでも文章を担当。
またエルメスのメゾン部門のジェネラルマネージャー、エレーヌ・デュブリュールに取材したページでも文章を担当。
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Feb 25, 2014
Pen Mar 1, 2014
東京を特集した号で、スタイリストの川合将人さんがナビゲートするインテリア&デザイン系のショップの紹介記事を担当。渋谷のArchivando、表参道のElephant、虎ノ門のCurator's Cubeなどを取り上げている。
家具や日用品だけでなく、アパレル、食材、アンティークのオブジェなどに領域を広げて、編集力を活かした品揃えをするショップが増えたのがここしばらくの傾向。一方、海外で注目されているデザインをそのまま日本に紹介するショップは存在感が小さくなっている。たとえば興味深かったのはSwimsuit departmentのアポイント制ショップ、Bathhouse。すみずみまで妥協なく選んだものを扱うセレクト系ショップと違い、色や発想などどこかが引っかかれば買い付けるスタンスが広く共感を得ている。またすでに相場が決まっているデザイナーものではなく、海外のマーケットなどで見て気になったものを買い、自分の価値観で値段をつけて売るという、昔ながらの商売の仕方も気持ちがいい。
写真はCurator's Cubeの「Form Feels Function #01」展から、Carl Auböckのキャンドルホルダー。
家具や日用品だけでなく、アパレル、食材、アンティークのオブジェなどに領域を広げて、編集力を活かした品揃えをするショップが増えたのがここしばらくの傾向。一方、海外で注目されているデザインをそのまま日本に紹介するショップは存在感が小さくなっている。たとえば興味深かったのはSwimsuit departmentのアポイント制ショップ、Bathhouse。すみずみまで妥協なく選んだものを扱うセレクト系ショップと違い、色や発想などどこかが引っかかれば買い付けるスタンスが広く共感を得ている。またすでに相場が決まっているデザイナーものではなく、海外のマーケットなどで見て気になったものを買い、自分の価値観で値段をつけて売るという、昔ながらの商売の仕方も気持ちがいい。
写真はCurator's Cubeの「Form Feels Function #01」展から、Carl Auböckのキャンドルホルダー。
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Feb 10, 2014
Casa BRUTUS Mar 2014
「巨匠ジオ・ポンティに学ぶタイルのあるライフスタイル」という記事で、2014年3月18日までINAXライブミュージアムで開催の「建築の皮膚と体温 イタリアンモダンデザインの父、ジオ・ポンティの世界」展を紹介。トラフ建築設計事務所が手がけた展示の様子や、ジオ・ポンティによるタイルのデザインの意義などについて書いた。彼が手がけたソレントのホテル・パルコ・デイ・プリンチピのタイルが日本のメーカーから復刻されている。
写真はトラフ建築設計事務所のエキシビション「ここをホッチキスでとめてください」から。事務所にあるというさまざまな素材の中に、ジオ・ポンティのタイルも含まれていた。
写真はトラフ建築設計事務所のエキシビション「ここをホッチキスでとめてください」から。事務所にあるというさまざまな素材の中に、ジオ・ポンティのタイルも含まれていた。
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Jan 25, 2014
SHOWCASE 2013 Catalogue
2013年11月2〜4日に東京・渋谷で開催されたSHOWCASEの図録で、「デザインを鑑賞する」という題で総括的なテキストを執筆。SHOWCASEはE&Y、メソッド、スープ・デザインが主催したデザインエキシビションで、藤城成貴、中山英之、織咲誠、スズキユウリらが参加。賛否両論がありながらも、個人的にはとても気に入った展示だったので、こういうかたちでかかわれたのはよかった。
テキストでは、1990年代後半以降にクリティカルデザインはじめ新しいデザインの流れが世界的に存在感を増したことと関連して、昔ながらの定義に当てはまらない「デザイン」を鑑賞の対象にする動きを取り上げた。この展覧会が賛否両論だったのは、デザインを鑑賞する意義が日本に根づいていないことと関係しているはず。同時期に東京都現代美術館で開催されていた「うさぎスマッシュ展」はじめ、状況は変わりつつあるけれど。
テキストでは、1990年代後半以降にクリティカルデザインはじめ新しいデザインの流れが世界的に存在感を増したことと関連して、昔ながらの定義に当てはまらない「デザイン」を鑑賞の対象にする動きを取り上げた。この展覧会が賛否両論だったのは、デザインを鑑賞する意義が日本に根づいていないことと関係しているはず。同時期に東京都現代美術館で開催されていた「うさぎスマッシュ展」はじめ、状況は変わりつつあるけれど。
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Jan 21, 2014
ELLE DECOR Feb 2014
2014年のデザイン界のトレンドを予測する特集の中で、いま注目したいデザイナーやデザインイベントなどを挙げた。ミラノサローネのような場では無名に近いながら、自分たちの価値観に忠実な仕事を積み重ねてスターになったパリのシグーのように、独自のペースやスタンスに基づいて活動するデザイナーを個人的に気にしたいというのがひとつ。あとはデザインよりもデコレーションという視点から、空間やプロダクトを捉えるデザイナーに惹かれている。誌面で紹介したのはミラノのStudiopepe、ニューヨークのLeon RansmeierとChiaozza、バーゼルのDEPOT BASELなど。写真は2013年4月にミラノのギャラリーGarage Milanoで開催されたグループ展「Juice」から。 このエキシビションのキュレーターはStudiopepe。彼女らはデザインの仕事だけでなく、デザインキュレーターとしてのセンスも優れている。
なおエル・デコの新年第1号はトレンド予測が定番特集で、今まで新進デザイナーとしてシュテファン・ディーツやミュラー・ファン・セーヴェレン も取り上げてきた。今年のこの号の第1特集「ふたり暮らしの部屋」では、彼らの自宅やスタジオも紹介されている。
その他の記事では、MITメディアラボの副所長、石井裕教授にINTERSECT BY LEXUSにて取材。 その後、レクサスは2014年のミラノサローネでMITメディアラボと組んで展示を行うことが発表されている。
なおエル・デコの新年第1号はトレンド予測が定番特集で、今まで新進デザイナーとしてシュテファン・ディーツやミュラー・ファン・セーヴェレン も取り上げてきた。今年のこの号の第1特集「ふたり暮らしの部屋」では、彼らの自宅やスタジオも紹介されている。
その他の記事では、MITメディアラボの副所長、石井裕教授にINTERSECT BY LEXUSにて取材。 その後、レクサスは2014年のミラノサローネでMITメディアラボと組んで展示を行うことが発表されている。
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Jan 10, 2014
AXIS Feb 2014
定例のInspirationで、2013年秋に来日したフランスのシグー(Cigue)のメンバー、ユーゴ・アスに取材した記事を掲載。シグーは昔気質の大工集団というイメージと、今日的な空間を次々に手がけるトレンドメーカーというイメージを併せ持つ。そんな二面性について面と向かって質問できたのも、彼のキャラクターのおかげ。あからさまに先端技術を活用したデザインとは異なり、シグーは手仕事や素材感を大切にしていて、彼らの作品にコンピュータや最新機器を使った痕跡は見えにくい。しかし実際は、両者を巧みに融合している一面もある。
写真は彼らの出世作のひとつ、パリのマレのイソップのショップにて。とても緻密で丁寧な仕事をしている。
写真は彼らの出世作のひとつ、パリのマレのイソップのショップにて。とても緻密で丁寧な仕事をしている。
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Jan 5, 2014
Casa BRUTUS Jan 2014
特集は「ベスト・デザインカタログ2014」。「インダストリアル」「80s」「シュールレアリスム」など10のテーマでスタイリングされたページで、個々のテーマの説明と掲載アイテムの説明文を担当。またシグーやデンマークのHAYのメッテ・ヨート・ヘイの取材記事と、ジオ・ポンティ、アンジェロ・マンジャロッティ、ジョージ・ネルソンといった巨匠の最新動向(回顧展や復刻アイテムなど)を紹介する記事も書いている。
後半では2013年の秋のデザインイベントの報告ページも一部担当。その関係でピエロ・リッソーニに取材した際、彼にとって大好きな日本だが、最近の右傾化だけは心配というコメントがあったりもした。
写真は工学院大学の「ゆれる輪郭」。誌面では紹介できなかったけれど、東京デザイナーズウィークで印象的だったもののひとつで、ASIA AWARDSの学校賞グランプリにも選ばれていた。
後半では2013年の秋のデザインイベントの報告ページも一部担当。その関係でピエロ・リッソーニに取材した際、彼にとって大好きな日本だが、最近の右傾化だけは心配というコメントがあったりもした。
写真は工学院大学の「ゆれる輪郭」。誌面では紹介できなかったけれど、東京デザイナーズウィークで印象的だったもののひとつで、ASIA AWARDSの学校賞グランプリにも選ばれていた。
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Jan 3, 2014
Pen Jan 1-15, 2014
定例の巻頭コラム、デザインログで波佐見の「ものはら/くらわんかコレクション」と、青物横丁のモノ:ファクトリー品川ショールーを紹介。くらわんかコレクションのパターンをデザインしたのは、以前、やはりPenでインタービューしたことのあるアンディ・クルーズ率いるハウスインダストリーズ。モノ:ファクトリーは、廃棄物がいわゆる“ゴミ”ではなく、大きな価値を秘めていることが実感できる貴重なショップ。
この号では他に、東レのウルトラスエードを使った清川あさみさんの茶室のインスタレーションについて、清川さんと書家の武田双雲さんの対談をまとめた原稿を担当。ふたりのエンターテイナーぶりというか、アートとマスを繋ぐ力にひたすら感心させられる。
写真は「くらわんかコレクション」の発表会の様子。スタイリングは作原文子さん。
この号では他に、東レのウルトラスエードを使った清川あさみさんの茶室のインスタレーションについて、清川さんと書家の武田双雲さんの対談をまとめた原稿を担当。ふたりのエンターテイナーぶりというか、アートとマスを繋ぐ力にひたすら感心させられる。
写真は「くらわんかコレクション」の発表会の様子。スタイリングは作原文子さん。
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