文章も1軒ごとに彼女が執筆していて、建築やデザインの専門家が書くような文章とは異なり、撮影時に感じたことをありのまま素直に述べている。そんな言葉が日本語で読めることの意味は大きいはず。通常の写真集やビジュアルブック、建築の専門書などの日本語版とは意味合いが大きく違う。
自邸やアトリエが掲載されているのはGeorge Nakashima, Harry Bertoia, Russel Wright, Jens Risom, Eva Zeisel, Vladimir Kagan, Irving Harper, Walter Gropius, Charles & Ray Eamesなどなど。個人的にいちばん感銘受けたのはジェンス・リゾムの家だった。