ロンドンのデザインミュージアムが編集した「Fifty Chairs That Changed the World」の日本語版で、椅子について説明するテキストの翻訳を担当。1859年発表のトーネットの「NO. 14」から、個人的にも愛着の深いコンスタンティン・グルチッチの「Chair_One」まで、1脚1見開きで50脚の椅子を紹介している。硬すぎず、理屈っぽくならず、それでもデザインの歴史や社会性をふまえた内容はデザインミュージアムならではと言えそう。エクスナレッジ刊。
1冊まるごと翻訳をしたのは初めて。今まで書籍の仕事はあまりしていないが、その中では初めてのハードカバーになった。
Aug 27, 2012
Aug 14, 2012
BERNDT FRIBERG

グスタフスベリに工房があったベルント・フリーベリは、20世紀の北欧を代表するスウェーデン人陶芸家。個人的には、北欧のヴィンテージの器やデザインに興味を持つうえで、大きなきっかけになった作家の一人だった。ファビアン・バロン、マッツ・グスタフソン、テッド・ミューリングなどフリーベリの器を愛好する著名人も多い。
このエキシビションでは展示構成にもかかわった。写真は施工途中の会場。今まで1度に見たことのないほどの量のフリーベリ作品を、テキスタイルを背景にディスプレイした。背景の色と作品との組み合わせを考える作業も楽しかった。
Labels:
works in 2012
pen, 1 Sep 2012
同じページではArts & Scienceで個展をしたスティーヴ・ハリソンのインタビューも担当。また巻頭コラムのDESIGN LOGでは、1981年のメンフィス第1回展覧会から参加していたピーター・シャイアが現在作っているマグカップなどを取り上げた。
この号はバーナード・リーチを特集した記事の密度が濃かった。文章を書いているのは萩原健太郎さん。
写真はシュテファン・ディーツのChassis。新しくなったウィルクハーンのショールームでのレセプションにて。
Labels:
works in 2012
Subscribe to:
Posts (Atom)