2012年4月にミラノで初めてのエキシビションを開催したジャパンクリエイティブ。このプロジェクトの背景であり原点ともいえる日本のものづくりの精神や価値観と、プロジェクトに参加したマニュファクチャーやデザイナーについてまとめた書籍で、編集と一部執筆を担当した。
ジャパンクリエイティブでは、ピーター・マリゴールド、ナチョ・カーボネル、ジャスパー・モリソンなど6人のデザイナーが、 それぞれ日本のマニュファクチャーと組んで製品開発に取り組んだ。自分はプロジェクトそのものに携わったわけではないけれど、その開発プロセスの起点に近いところから物事の進行を(取材を通して時には間近で)見ることができた。
写真は、ミラノで展示されたインガ・センペの器。色彩は織部焼をモチーフにしている。