Dec 1, 2008

装苑 Dec 2008


コラムのページSO-EN JAMの洋書書評のコーナーでAndrea Diefenbach「AIDS in Odessa」とモランディの作品集「Giorgio Morandi: Works, Writings, Interviews」を紹介した。

この書評は定例で2、3年ほど続いたけれど、書店での洋書の流通が少なくなったことなどもあり、この月を最後にさせてもらった。本選びも内容も自由で、気に入っていたコーナーだったので、とても残念ではあったけれど。

「AIDS in Odessa」は、ウクライナのオデッサに多いエイズ患者をテーマにした写真集で、重い作品も多いが、本としてとてもいい。その色のトーンや雰囲気に、モランディの絵のイメージを重ねた。