Dec 1, 2004
Luca, Dec 2004
この年の秋に来日したstudio jobにインタビュー。まだデザインシーンでリミテッドエディション作品を発表するのが一般的でなかった頃、彼らについて最もインパクトが大きかったのは活動のスタンスだった。ギャラリーから発表するリミテッドエディションやミュージアムなどのコミッションワークを活動の中心に据え、プロダクトも手がけるものの、同様の実験性を保つ。それは間もなくデザインの大きな流れになっていった。
写真は2009年のサローネで、ずいぶんとビッグになった彼らが発表したステンドグラス。
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pen, Dec 01, 2004
特集はブックデザイン。担当したのはブルーノ・ムナーリ、ルー・ドーフスマンが手がけたテレビ局CBSの本、原弘、スイスのバーゼル派を代表するカール・ゲルストナー、チェコの1960年代のペーパーバック、スウェーデンのオレ・エクセル。
ムナーリの文章は、ある洋書のキャプションで指摘されていた、彼の絵本に主人公が登場しないことへの気づきが大きかった。読者こそが主人公というコンセプトは、デザインを「万人のためのアート」と捉えた彼のフィロソフィと繋がっている。
ムナーリの文章は、ある洋書のキャプションで指摘されていた、彼の絵本に主人公が登場しないことへの気づきが大きかった。読者こそが主人公というコンセプトは、デザインを「万人のためのアート」と捉えた彼のフィロソフィと繋がっている。
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Nov 1, 2004
Casa BRUTUS, Nov 2004
「デザインセレブを探せ!」という特集で、無印良品のアドバイザリーボードとしての深澤直人さんに、デザインをプロデュースする仕事について取材。またデザインセレブ列伝ということで、1950年代から現代までに活躍した家具デザイナーやその代表作についての鼎談をまとめている。ルイジ・カッチャ・ドミニオーニや高浜和秀の世代から、マルセル・ワンダースやコンスタンティン・グルチッチまで。
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Oct 1, 2004
composite, Oct 2004
セラミックをテーマにした企画の構成とテキストを担当。Stig Lindberg、Berndt Friberg、Palshusなどの北欧のヴィンテージの器と、ヘラ・ヨンゲリウス、ユルゲン・ベイ、マルセル・ワンダースらの現代の器を混ぜて、新居明子さんに撮ってもらった。また北欧の陶器については祐真朋樹さんやNYのアートディレクターのダグ・ロイドからのコメントも盛り込んだ。原稿はセラミックとファッションとの接点にフォーカスしたもの。
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Aug 1, 2004
touch of ACTUS, Aug 2004
Esquireの別冊として発行された、インテリアショップのアクタスのムック。その巻頭特集として、ミナ ペルホネンの皆川明さんに、コペンハーゲン近郊のヤコブセン建築、フリッツ・ハンセンやKVADRATの本社、スウェーデンのエーランド島にある学校カペラゴーデンなどを巡ってもらい、北欧のものづくりのあり方や暮らしとの関係について文章にまとめた。
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Jan 1, 2004
Esquire, Jan 2004
巻頭のコラム「people」で、銀座のメゾンエルメスのショーウィンドウを手がけたジャスパー・モリソンに取材。この時に彼がデザインしたのは、エルメスのアーカイヴから選んだアイテムを並べてプリントした壁紙。ウィンドウに飾るものをデザインするのではなく、その背景をデザインしたところがジャスパーらしい。
写真は個人的に好きな彼のプロダクトの1つ、Established & SonsのCrate。2006年のミラノサローネでの展示から。
この号ではオランダのデザイナー、ヘンク・スタリンガにも取材している。
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