写真はセンプレで取り扱いが始まったDisciplineのプレゼンテーション。デザインウィーク中、ライトボックススタジオの屋上にて。
連載で取り上げたのは、建築に携わりながらもユニークなプロダクトが注目されるh220430の板坂諭さん。
恒例の住宅特集で、タイトルは「わがままに暮らしたい」。エンツォ・マーリのダイニングセットに唸らされた世田谷の一戸建て、目黒通り至近のトレーラーハウス、柳原照弘さんがリノベーションしたマンションの部屋、デザイナーの角田陽太さんのスタジオ兼住居の取材記事を担当。
1冊まるごとnendoを特集した号で、いくつかの取材記事と、彼らの代表作をはじめ100作品を解説する「傑作デザイン100」のテキストを書いた。取材記事では、秋田木工の工場をnendo佐藤オオキさんが訪ねるページ、恩師の建築家である古谷誠章さんに取材したページ、佐藤さんの右腕として働く伊藤明裕さんと鬼木孝一郎さんに取材したページなどを担当。
「世界の名建築 最新ベスト20」という特集で、扉のテキストにある通り「人々に新しい出会いを生む場」としての建築が選ばれ、現地取材記事中心に紹介されている。その中でルーブル美術館ランス別館(SANAA)、金沢の鈴木大拙館(谷口吉生)、金沢海みらい図書館(シーラカンスK&H)、イズ・ブックカフェ(アトリエ・ワン)の原稿を担当。それぞれの建築家に取材して(鈴木大拙館以外)、このプロジェクトに限らず幅広く話を聞いた。フランスのルーブル・ランスはぜひ行ってみたい場所。鈴木大拙館は禅の哲学を表現した緻密なモダニズム空間が、海みらい図書館は館内の空気の心地よいおおらかさが、イズ・ブックカフェは環境とのリアルな関係性が特に印象的だった。写真は鈴木大拙館、撮影時は雪が舞っていた。
特集は「あたらしい仕事と、僕らの未来2」。カリモク家具とマルニ木工の社長の対談ページで、この号の特集の特徴にもなっている「オシゴト副音声」コーナーで、木工家具のあり方の時代的な変化や世界的な傾向などについて概説した。原稿にまとめてくれたのは廣川淳哉さん。写真は2012年のミラノサローネのKARIMOKU NEW STANDARDの展示から、Scholten & Baijingsのダイニングテーブル。
有田発のテーブルウェアブランド、HASAMI PORCELAINのイメージと製品の特徴を伝える印刷物。2013年1月のパリのメゾン・エ・オブジェでの出展に合わせて制作されたもので、Tactility / Simplicity / Multi-purposeという3つのテーマでテキストを書いた。カリフォルニアの個人住宅などで撮影された写真もとてもいい。アートディレクションは藤城成貴。