無印良品をフィーチャーしたカーサ ブルータス別冊で、Found MUJIについての深澤直人さんの取材記事と、MUJI to GOハンドブック中の一部原稿を担当。MUJI to GOハンドブックで取材したのは平林奈緒美さんと藤本壮介さん。写真は自宅にて、無数にある無印製品のひとつ。
無印良品をフィーチャーしたカーサ ブルータス別冊で、Found MUJIについての深澤直人さんの取材記事と、MUJI to GOハンドブック中の一部原稿を担当。MUJI to GOハンドブックで取材したのは平林奈緒美さんと藤本壮介さん。
「20世紀に発展し確立されたデザインは、その概念や役割を大きく変えつつある。この新連載では、既存のジャンルを超えて活動するクリエイターとのQ&Aにより、現代デザインの方向性を明らかにしていく」というのがコンセプト。リミテッドエディション作品を中心に発表するデザイナーなど、従来のデザイナーとは違う活動や作風に特徴がある人を取り上げている。
ミラノサローネ2012速報のページで、今年、人気のあったデザイナーなどについてのテキストを一部担当。この記事でトップデザイナーとして挙がっているのは
nendo、Ingo Maurer、Ron Gilad、Scholten & Baijingsなど。この4組のうちショルテン以外についてはどこか共通性があって、それが2012年らしさということかもしれない。
「Milano Salone 2012」ということで、ミラノサローネについて12ページの記事を執筆。この年の展示を観て気に入ったものや気になったものを多く紹介することができた。プロダクトそのものだけでなく、見せ方のデザインやコンセプトも意識しながら現地で取材している。
2012年2月に京都のスフェラで個展を行うために来日したアルド・バッカーと、オープニングのトークショーで話すことができ、あらためてインタビューの機会ももった。その時の話をもとに、彼のデザインの背景やプロセスを紹介する記事を書いた。オランダのデザインアカデミー・アイントホーフェンの教師でもあり(ナチョ・カーボネルは彼の教え子のひとり)、ドローグ創設者のハイス・バッカーを父に持つ彼だが、オランダ流のコンセプチュアルデザインと一線を画した活動をしている。個展のタイトル「Time & Care」は、時間をかけて注意深くデザインに取り組むという意味で、エンツォ・マーリの言うものづくりのユートピアの姿をそこに重ねることができた。